お知らせ
『自然運動器』をご希望の方に無料で差し上げます。本体は川口市にあります。ご自身で搬出、運搬をしていただき、もちろん、クレーム等は一切受け付けられませんので、その点はご了承ください。実働品です。連絡は西会本部宛にお願いします。
これらは以前にもお知らせした内容です。
実は以前に一応希望者の方からお申し出があり、その方に無償譲渡される予定だったのですが、今回の『自然運動器』が西式の通常の運動器、つまり電動の金魚運動、毛管運動器だと思っておられたそうで、現物引き取り寸前で、「自分の思っていた機械と違った」ということで、譲渡が成立しなかったとのことです。
なお、いつまでといった期限は特にはありませんが、現所有者様が何かのついでにこれも処分しようと思った時点で、現物はスクラップになってしまいますので、ご了承ください。
なお、興味はあるけど運搬手段がない、引き取ったら動かなくて、困るといったことをご心配の方は、もちろん有料別料金にはなりますが、製造メーカーに一度持ち帰っていただき、動作確認をしてもらい、注油等の最低限の整備をしてもらった後、メーカーから納品、設置をしてもらうといことも可能ですから、お問い合わせください。
ただし、その際も、メーカーによる製品保証は出来かねますのでご了承ください。
年末にえらい目にあったお話
年が明けてからの執筆は初めてです。遅ればせながら。あけましておめでとうございます。
さて、今回はまったくの私事で恐縮なのですが、今年の暮れは3年ぶりに海外で過ごすことになりました。といっても、リゾート地に遊びに行っていたということではなく、海外に移住している娘の招待で、クリスマスと孫娘の誕生日に合わせてカナダ東部で過していた、ということです。
どんなえらい目にあったのかというと、次のようなあらましです。
今回は、関西国際空港→成田国際空港→モントリオール空港という乗り継ぎ便でした。
まず、日本を出る最初の時点のことなのですが、関空でエア・カナダが手配した、日本国内乗継便であるジェット・スター・ジャパンの関空カウンターで、「ご予約がありません」と言われてしまったのです。
そんな馬鹿な、どうなっているのかと問い合わせたところ、「一度確かに予約はあったが、キャンセルされている」というのです。
「自分からキャンセルした便に乗るために、わざわざ関空までくる人はいないでしょう。何かの間違いだから、ちゃんと調べてくれ」、と強く申し入れました。
電話がまったく通じない
もちろん、ジェット・スター・ジャパンでも、ずっと日本のエア・カナダのオフィスに電話し続けてくれたのですが、呼び出し音が続くばかりで、まったく出てくれないのだそうです。
ジェット・スター・ジャパンの係の方も、お客様からも直接問い合わせてくれ、ということで、電話番号の記されたメモをもらってみると、日本語対応窓口とはなっているものの、その番号は国際電話でした。
そこで、仕方なく国際電話の日本語対応案内をしてくれることになっている番号にかけ続けましたが、テープ案内につながるだけで、事情を説明することすらできません。
ジェット・スター・ジャパンの関空カウンター担当者は、エア・カナダからの依頼と支払いで、乗り継ぎ便の手配をしているので、その確認が得られないと(現状では予約がキャンセルした形になっているので、代金もエア・カナダからもらえないことになる)、搭乗券は出せない、とごく当然の対応しかできません。
ただ、空席はあるから、新規に航空券をご購入いただければ搭乗は可能である、とのことでしたので、成田まで行けば、エア・カナダの日本人スタッフと交渉できるので、何とかなるだろうと、泣く泣く新規に搭乗券を購入し、とにかく成田空港へ向かいました。
成田空港におけるエア・カナダの対応
さすがに、成田空港のエア・カナダのカウンターには、エア・カナダのユニフォームを着用した方々が大勢(正社員の方はほとんどいないのではないかとは思いますが)いましたので、関空と同じことを説明し、搭乗券を発行するよう依頼したところ、少々お待ちください、とのことで、どれだけ待たされるか不安でしたが、ここではあっさり、5分程度で搭乗券を発行してくれることになりました。
そこで、私がカウンターの地上係員にお願いしたのは、帰りのチケットも、今この時点で「確定してくれ」と依頼しましたが、それに対する回答は「それは、今、日本ではできないから、現地で要求、交渉してくれ」ということで、
不安はありましたが、現地にさえ行ってしまえば、言語にはまったく不自由のない、娘やその夫もいますから、何とかなるだろうと、日本を出発した次第です。
この時点では、なぜ予約がキャンセルしたことになってしまったのか、されてしまったのかは、全く不明でした。
当初、成田⇔モントリオールの便を予約した後に、関空⇔成田⇔モントリオールの便を取り直したので、その際に何か私がミスしたのかなという不安もないではありませんでしたが、それならそれで、成田⇔モントリオールのチケットは生きているはずなのですが、全ての便が完全にキャンセルされてしまっている、ということは納得できません。
機内やカナダでは
航空機内では、東南アジアからの乗り継ぎ客が多いので、乗客のマスク装着率は、80%といったところでしょうか。
日本の航空機内では、『マスクを装着し、鼻や口も確実に覆うように』といったアナウンスが流れましたが、エア・カナダの日本語アナウンスでは、『マスクの装着を推奨します』というアナウンスだけでした。
もちろん、このマスク装着の条件であるとか、装着のお願いというのは、正式な運送約款や、機内の安全のしおりにもまったく記載がありませんで、先日ご紹介した奥野氏の主張の方が、はるかにまともです。
ただ、エア・カナダでは、客室乗務員の中にも、まったくマスクを着用していないスタッフもいまして、社内規定としてはまったく制限していないようです。日本の航空会社とは大違いです。
どうも、カナダや米国におけるマスクに対する評価は、『防弾チョッキ』と同じような位置付けのようです。
万一撃たれてしまった際には、防弾チョッキを装着していれば、統計的な生存率は確実に向上しますが、頭部や頸部、あるいは脚部の大動脈を損傷させられてしまえば、まったく役には立ちません。
それでも、念のため装着したがる人はいるけれども、少なくとも攻撃力はゼロです。当たり前ですが、まったくありません。
どうも、カナダでは、他人にうつすことを防ぐという効果に関しては、まったく期待していない、考えていない、ということのようです。
またモントリール空港での降機後、ボーディングブリッジの途中には、4~5名のCBSA(カナダ国境管理庁=税関と国境警備を一元化して管理する部署。拳銃とか警棒、手錠も携行しています)の係官を見かけましたが、誰もマスクなど装着していませんでした。
大手のショッピングモールでも、マスクをしている人の方が圧倒的に少数派となっています。
だからといって、カナダで感染が急拡大しているなどという、事実はまったくありません。
私は、日本再入国時には、陰性証明を求められていた訳で、帰国便搭乗予定日前日に公式なPCR検査を受けましたが、幸い陰性で、無事に帰国できたという次第ですが、モントリオール郊外の、公認の検査医療センターには、私以外の検査希望者は誰も来てはおりませんでした。
どうもカナダにおいては、『covid-19』はすでに過去のこと、になりつつあるようです。
肝心なこと
これからが肝心なことです。帰国日にモントリオール空港のカウンターでのことです。
予約があろうが、なかろうが、現実に、『日本では発券してくれて、現実にカナダに居る。これで、カナダ側では発券できない、ということになると積極的に不法滞在者を生じさせることになってしまい、重大な責任問題になるぞ』と娘が脅かしてくれた結果、やっと本格的に事情を調べてくれることになりま
した。
カウンターの係員ではどうしようもないことですから、電話で現地支社の担当者(これもなかなかつながりません)に連絡を取ってくれたところによると、「クレジットが決済できなかったから」という、お惚けの回答だったので、「冗談じゃない。12月10日に決済済みで全額引き落とされている」と申し向けたところ、また電話して、今度の回答は「キャンセルして、その返金をバウチャー(金券)で、すでに返金済みだから、キャンセルは有効だ」と言います。
そこで、いったい誰宛に、いつバウチャーを送付したのかと詰め寄ると、今度は、「まだバウチャーは未送付だったから、じゃあ、バウチャーの発効送付はしなくて良いのか?」と、自分で言ったことも忘れて平然と答えます。
といった具合で、通常の日本におけるやり取りだったら、お客が騒ぎ出して確実に警察が出動するに違いないといったような、いい加減極まりない やり取りに終始しました。
娘たちはそういった対応に慣れていますから、別に何も感じていないようではありましたが。
結局、意味不明なのですが、500カナダドルの追加料金で乗れることにはなったのですが、なんで500ドル払う必要があるのか、考えてみればおかしな話です。
ただ、その時は、とにかく乗れるということだけで、支払ってしまいました(義理の息子が払ってくれました)が、いったい何なんだ!でした。
なぜ予約キャンセルされてしまった?
そのやり取りの中で判明したことなのですが、どうも誰かが私のメールか私のエア・カナダのアカウントを乗っ取って、支払い済み代金を「キャンセル返金」という形で詐取しようとした、ということであったようです。
幸い、エア・カナダの極端な人員削減の結果、返金手続きが遅延していたから良かったようなものの、万一、返金が完了してしまっていたとしたら、まったく新規に片道航空券の購入を要求されていたことでしょう。
イーロンマスク氏が買収したツイッター社だけではなく、欧米の企業は利上げの影響なのか、利益がかなり圧縮してしまっているようです。
今さら市場自体の拡大といったようなことは期待できませんから、いろいろな面で強引ともいえるコスト削減を強いられています。
もちろん、ツイッター社などは、企業自体の存続という面だけであれば何ら問題はないレベルなのでしょうが、4半期ごとの確実な増収増益を求められるといった、最近の資本主義経済の常識からすれば、そういう道を選択せざるを得ないというのが現状のようです。
岸田総理の言っているところの『新しい資本主義』なるものが、欧米の後追いではなく、いくらかでも社会主義的な『少しでも公平に近い分配』といった要素を取り入れてくれたものであれば良いのですが…。
とくに航空会社は、ほぼ丸2年間にわたる旅客数激減で完全に赤字経営が続いており、日本のような『護送船団方式』(懐かしい言葉です)であれば、なんとか顧客には迷惑をかけない形で乗り切れるのでしょうが、欧米ではそうはいかなかったようです。まごまごしていれば倒産してしまいます。
顧客と直接対応する電話オペレータを大幅に削減し、予約管理システムの保守、点検などの要員も削減してしまったのでしょう。
一時、アメリカの空港などでは空港内で荷物の積み替え作業を行う係員が不足して、お客の預かり荷物が大量に特定空港に滞留してしまったことが報道されました。
やむを得ないことかもしれませんが、そういった目に見える障害が出てしまう部門の人員補充が優先され、目に見えない部分の人員補充(昔の体制に戻すというだけのことなのですが)は後手に回ってしまっているのでしょう。
その結果、お客の苦情は増える、その苦情の適切な処理ができない、信用を失う、顧客離れが起きる、といったような日本の企業では最も気にする、避けたがるような事態が、カナダ、米国などでは進行中である、と言えるかと思います。
教 訓
最近では、私同様多くの人が、旅行代理店を通さず航空会社にインターネットでダイレクトに予約することが多いのではないかと思います。
しかし、こういったことが起きると、旅行代理店というものが、やはり大変に力強い味方であり、まさにエージェント(代理人)、保証人ということになります。
特に大手旅行代理店では、欧米にも直接支店を持っていて、日本人従業員も常駐していますし、24時間日本語電話対応といったサービスもしてくれています。
どのような場合であっても、仮に旅行代理店が損害を被ることになったとしても、顧客との契約を最優先してくれます。
つまり、帰国できないなどということは絶対になく、また追加料金を徴収されることも基本的にはない、ということです。もちろん集合時間に間に合わなかったような場合は別ですが。
どこに原因があったのか、いまだに不明と言えば不明です。エア・カナダがデータを盗まれたのか、私の個人アカウントが乗っ取られたのかは不明ですが、私の個人アカウントがずっと監視されていて、横取りするチャンスを付け狙っているとはとても考えられません。
まず、エア・カナダから予約、支払い情報を得たのでしょう。
その後、私のメールアカウントになりすまして予約をキャンセルし、代金はクレジット会社への返金ではなく、金券の送付という形で依頼したということになります。
そこで、私の娘からのアドバイスは、カナダやアメリカでは「Yahoo」のアカウントなどもうほとんど見かけない、まずYahooのアカウントは停止して、Gmail に新しいメールアカウントを作った方が良いのではないか?いう提案でした。
念のために申し上げますが、私の娘の専門は日英語の翻訳で、ITに関してはまったくの素人です。
ですから、Yahoo!JAPANのセキュリティが甘い、などということを申し上げるつもりはまったくありません。
Yahoo!JAPAN はヤフー・ジャパンで、セキュリティ対策は独自に進めているはずですし、日本では、まだ多くのヤフー・アカウントが稼働中であり、そういった苦情が多いという噂もまったく聞きません。
そうなると、各社が推奨しているように、頻繁にパスワードを変更していくしかないということになりますが、各々のパスワードを各々ある程度定期的に変更していくとなると、どうやってそれを覚えるのか?もちろん覚えきれるわけがありません。
どこかにまとめて記入しておくとか、スマホのメモ帳に記録しておくしかないということになるのですが、それでは、何かの時、スマホの突然の故障やメモの紛失、または人に取られてしまった場合には、すべてを失う、といった感じになり兼ねません。
何か良いお知恵があれば、教えていただきたいものです。皆さん、どうしていらっしゃるのでしょうか?大群の中のヌウーのように、自分だけはライオンの標的にならないように、と、ひたすら願い続けるしかないのでしょうか?
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