「ワクチン有効性データは捏造」だった?
正確に表現すると、捏造というよりは自分が期待する結果に近づくよう、データ分類に、客観性を無視して手心を加えた、という内容です。
何が起こっていたのかということをまずご紹介し、順次解説を加えていきたいと思います。
ワクチン接種有無未確認者は
全員をワクチン未接種として分類
厚生労働省では、COVID-19陽性者のワクチン接種、未接種別のデータを公表しているのですが、その数値に統計学的には容認できないレベルの捏造に近いようなデータ操作が存在した、ということなのです。
医療機関を受診して陽性が判明すると、問診票のようなものに、ワクチン接種の有無を記入する欄があるそうなのですが、記入していない方がかなり多い、多かったのだそうです。
発熱が強かった人などはそれどころでなかったでしょうし、医療側でもまず臨床的な対応が最優先ですから、アンケート用紙記入を最優先とすることはできません。
患者にワクチン接種の有無、1回なのか2回なのかとかいったことを、確認しない、できないケースも多々あったのだそうです。
ですから、本当はワクチン既接種、未接種者であるのか判定が不能であるにもかかわらず、不明者については全員を『未接種』としてカウントしていたとのことだそうです。
そうなれば、陽性者の中では圧倒的に未接種者が多いことになり、そのままグラフにすれば、ワクチン効果の偉大さがビジュアル化されるという訳です。
統計数値は扱いなれているはずの方々ですから、統計に詳しい方から見れば実質的な捏造と考えるでしょうし、統計にはあまり詳しくない人であっても、これだけたくさん不明者がいるのに、全員を『未接種』として計算したのでは、信用できない、と考えることでしょう。
わたしが取り上げる理由
ご承知のように、私はワクチンもマスクについても、その有効性についてはかなり懐疑的です。十分な科学的根拠を有する懐疑論者であると自負しておりますが、こういった科学的に妥当な疑問、指摘に関してはまったく報道もされません。
もちろん、私ごときの私的見解について、新聞に報道されないのは当然でしょうから、真っ向からの反論が出てくるわけもありません。
しかし、こういったことを世界中で私一人が言っているという訳でもなく、ワクチンに関する懐疑論やマスクの有効性に疑問を投げかけている人も、相当数存在するはずです。まともな学者の中にも。
例えば、不織布マスクのメッシュサイズには規格が存在せず、マイクロ飛沫のサイズ形状も不明、という条件の中ではマスクの有効性は検討のしようもない、ということ。
mRNAワクチンの一部遺伝コードがヒトDNAに逆転写されてしまう可能性、といったような十分に疑問を呈するだけの根拠を有する疑問も、全く完全に無視されてしまいます。
また、ワクチンの有効性に関する報道が、イスラエルが公表した初期データと、その後、多くの国々で報告されたデーとタがかけ離れていて、初期イスラエルのデータ上の有効性が異常に高かったのか、それとも捏造であったのか、といったようなことについても誰も触れません。
こういったまともな疑問、見解が新聞等で報道されることはまったくと言って良いほどなく(ですから、今ご紹介しているこの件も大手新聞、テレビでは全く報道されない)、報道されるのは『Qアノン』といったような、科学的には全く根拠のない、だれが考えてもバカバカしい思い込みをしている人が存在することばかりが報道されます。
そういった連中のデモや集会風景まで報道するくせに、まともな、科学的根拠を有するような疑問は一切紹介もされず、誰も知らないことであるから公に反論することもない、ということが続いています。
父の話によると、戦時中、特に本土空襲が始まった以降は、「こりゃ、負けるな」と思っていた人は多数存在していたとのことですが、それを言ってしまうとエライ目に合うから黙っている、黙っていた、といった風潮を思い起こさせます。
ネタ元
このような大ネタを私自身が発見できるはずもなく、ある情報で知りました。このような表現をすると、いかがわしい情報筋と誤解されても困りますから、ネタ元を明かします。
いろいろなマイナー媒体で紹介されているのかも知れませんが、私がこのことを読ませてもらったのは内科医であり、医療経済ジャーナリストという肩書もお持ちの、森田洋之氏が『note』というサイトに執筆していた記事でした。
※とても解りやすいYouTube番組を見つけましたのでご紹介しておきます。
CBCテレビの『チャント!』という、月~金の15:49~19:00に東海3県でのみ放送されているニュース情報番組のなかの『大石解説』というコーナーで大変わかりやすく解説されておりますし、YouTubeでも公開されています。
https://www.youtube.com/wach?v=T10AmG-N7f4
YouTube視聴可能な方は是非そちらもご視聴ください。
Comment On Facebook